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1/2世紀前のアナログパワー [展覧会]

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先月見た『デザイナー誕生:1950年代日本のグラフィック』@印刷博物館
味とセンスとユーモアのある広告・デザインが盛りだくさんだった。
作り手のアイデアも頭が柔らかい感じで、企業も受け入れるゆとりがあったんだろうなあ。
明治チョコレートの広告(下の写真)見た年配のご夫婦が
「かわいいー」って言ってたけど、その気持ち分かる!
このTシャツあったら欲しいって!
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亀倉雄策、早川良雄、田中一光あたりの作品は見覚えのある率が高いけど、
他の人達の作品は初めて見るものがかなりあって新鮮&発見。
ポスターや広告以外にも雑誌の表紙やパッケージもいろいろあって
作業机を再現していたりと、タイムカプセル気分。
横尾忠則のサイケデリック前の作品も展示されてて
おおー、こういうスッキリ系商業デザインの時代もあったんだー、と思ったり。
アンディ・ウォーホルがファッション系のイラスト
描いてた時代があったのと似てるやね。

展示物を見ていて、今では当たり前なことが当時は斬新・先端だったんだなあと。
お酒の瓶にはそれまでラベルがなかったことや、製版技術が発達してなかったから
カラー写真を使うことは珍しかったなどなど。

丸善のブックカバーがこの時代(1952年)にデザインされたこともこの展覧会で知った。
基本は今も変わってないんだよねえ。
今復刻されてる岩波写真文庫もこの時代に出たものだし、
Canonのロゴだってほとんど変わってない、ご長寿デザイン。

50年代は、線引くのもロットリングじゃなくて烏口だったからまさにアナログ時代。
PCソフトのような技術はないけど、アイデアを表現として定着させようというパワーは強いんだよねえ。
で、ユーモアや軽妙さもあるという。

図録を買ったんだけど、あの情報量(代表作紹介、出品作写真付きリスト、年表、解説etc.)で
2,900円台とは安いわー。
(60年代のもあったから欲しかったけど値段が倍近くだったからまた後日。)
と言いつつ、かわいいデザインを見ちゃって、まだじっくり読んでないけど。
これ、夏休みの課題図書?

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