So-net無料ブログ作成

ターナー賞だよ全員集合 [展覧会]

今月初めに『英国美術の現在史:ターナー賞の歩み展』@森美術館を見ました。
歴代のグランプリ作品が勢揃いした展覧会。
このターナー賞って、毎年イギリスでテレビ中継されてるんだねえ。
イギリスでは誰もが知ってる国民的イベントなのかな。
アートの賞にテレビ局が付いてるところが、エンターテインメントしてるなあ。

ターナー賞と聞いて一番に思い浮かぶのが
ダミアン・ハーストのホルマリン漬けの牛。
牛の親子、それぞれ縦に切ったものを左右分けて水槽に入れてあって
目に入った瞬間「出たー、本物だー!」
でも近づいて見てるうちに、
「これどうやって運んだんだろう」
「ホルマリンは何年かごとに取り替えるのかなあ」と
ショッキングさより、メンテナンスが気になったなあ。

ギルバート&ジョージの絵は想像してたよりデカかった!(4m×11mくらい)
岡本太郎の『明日の神話』よりは小さいけど、あの仰ぎ見る感じを彷彿。

『ジギル博士とハイド氏』の映画のシーンを使った作品が気になって
作者のダグラス・ゴードンで検索したら、この人、『24時間サイコ』の作家だった。
映画の『サイコ』を24時間かけて上映するという作品の。
ジダンの映画の監督でもあったし、この人の映像感覚好きかも。
映像もので印象に残ったものに共通してたのは、
どれも、モノクロでフィルムを使ってたこと。
彼らは意図してないけど、今こうして揃うとデジタル・CGへの反動にも感じたり。

各作品の解説が簡潔で分かりやすかった。
コンセプチュアルアートって、一見???と思われそうなものも多いけど
考えオチというか、ひとり大喜利だと思うんで、そう気軽に見てました。

この人面白なあと思ったのは、グレイソン・ペリー。
彼の受賞作は、一見古代ギリシャっぽい美しい壺に、
幼児虐待や政治闘争などの問題をテーマにした絵を描いているという
そのギャップが鋭い作品。
でも特に最高だったのは、女装姿でニッコリしながら
"NO MORE ART"のプラカードを持っている写真。
アーティスト自ら"NO MORE ART"って言えちゃうセンスが英国的!
こういうオッサンの存在が一番アートかもね。

共通テーマ:blog
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。